「東京ブギウギ」、「銀座カンカン娘」、「青い山脈」など、昭和を代表する数々の名曲を世に送り出し、日本のポップス界隆盛の最大の功労者として国民栄誉賞を受賞した故・服部良一氏。
当時最先端だったジャズなど洋楽のリズムやビートを日本人の感性で消化し、歌謡曲に大胆に取り入れていた彼は、日本独自の新しい音楽を確立。3,500曲以上もの楽曲を手掛け、日本の音楽を創り上げていった“日本ポップスの父”的存在として知られている。後年は東京音楽祭やレコード大賞の審査委員長として音楽の普及に努めるほか、JASRACの会長として音楽家の権利を守るべく意欲的な活動を行なっていた。
左から服部良一、服部克久、服部隆之
そんな服部良一氏の生誕100年となる今年、これを記念して息子の服部克久氏と孫の隆之氏プロデュースのもと、昭和の名曲の数々を現代を代表する豪華アーティストたちによるカヴァー・アルバム『服部良一 〜生誕100周年記念トリビュート・アルバム〜』が、10月17日に発売されることが決定した。
同作には文頭に出した3曲はもちろん、「蘇州夜曲」、「買い物ブギ」、「別れのブルース」など全16曲が収録される。参加アーティストは、井上陽水、小田和正、さだまさしといったベテラン勢から関ジャニ∞、松浦亜弥などの若手アーティストまでと幅広い。収録曲はすべて新録されるほか、克久、隆之が良一を思って書き下ろした新曲も収録される。
ポップス・シーンにおいて三世代におよぶ多彩な歴史の集大成となる同作は、昭和の古き良き時代の匂いを感じることができる必聴のアルバムだ。
さらに、11月1日には東京国際フォーラム・ホールAにて、「親から子へ〜家族の絆〜」というコンセプトのもと、<服部良一 生誕100周年記念コンサート>が開催される。同コンサートには服部克久、隆之のほか、ASKA、森山良子、山崎まさよしなどがゲスト出演する。昭和の名曲の数々を、ぜひ生で聴きにいってみては。
2007年08月26日
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